Optimist European Championship   Japanese Team Report
2004 オプティミスト級ヨーロッパ選手権 日本代表チーム

           Sandhamn  August 7 - 14 2004

Team Report
第3回強化合宿 全日本OP級チームレース選手権大会&アンデルセン・デンマークカップ 
2004.7.22-26 広島観音マリーナ&宮島
全日本OP級チームレース選手権大会  2004.7.22-24

ALBUM

 KMCの鈴木です。
 ヨーロッパチームで2チーム作り、レースに参加致しました。
   <チーム名>    <選手>
   ムーミンズ          牟田口 駿、田中 航輝、埼玉 匠海
   パン☆パン☆パンツイズ  加佐原 有紀、丹羽 夏海(アジア代表)、鈴木明日美

7月21日
  夕方4時半ごろ 観音マリーナに集合、宿泊先のスポーツ会館へ。
  夕食は、皆で“お好み焼き”。  航輝君「横綱」を注文、その量の多い事!
  21:00〜埼玉コーチによるミーティング。
  23:00ごろ就寝。

7月22日  朝無風でしたが吹き始め、南西の風3〜4m
  8:30受付を済まし、ムーミンズ、パン☆パン集合しミーティング。
  9:00開会式 そして抽選会。
       偶然にも、ムーミンズ Bグループの緑、パン☆パン Aグループの緑 と
       予選では同じ緑色になセッティングなど、同じチームで出来、ラッキーでした。
  12:00出艇
  12:30レース開始、A,Bブロックに別れ総当り戦。
  16:00レース終了、ムーミンズ、パン☆パン共、A,Bブロック2位で予選通過。
  18:30懇親会 (アンデルセンにて)ここで、田中監督合流。
  21:00宿に帰り、田中監督、埼玉コーチによるミーティング。
  23:00就寝

7月23日  南西の風 3〜4m
  8:30 ハーバー集合、第1リーグの抽選を行う。
       プロテスト委員長 小玉さんのよるルールの説明、ブリーフィングを受ける。
  10:30出艇
  お昼  昼食にも陸にもどり、第2リーグの抽選を行う。
      デンマークカップに出場するデンマークからの選手、クリスチャン・アンダーソン
      君が到着し、ヨーロッパ選手権にも出場すると言う事で、ヨーロッパチーム
      一人一人と握手を交わす。
  13:00過ぎ出艇
  18:00帰着 第1リーグと第2リーグの途中まで 37レース行う。
  皆で夕食を取り
  21:00監督、コーチによるミーティング。
  23:00就寝

7月24日 最終日
  8:00ハーバー集合。 風が無く風待ち。
  9:30〜小玉さんによるブリーフィング。
  10:30各チームコーチによるミーティング。
  11:00出艇
  12:30 2リーグの残りのレースを終了し帰着。
  15:00閉会式

レース結果
 ヨーロッパチームの一員でもある市川航平君率いる東京バナナが優勝を飾りました。市川君は男子最優秀選手賞にも輝きました。おめでとうございます。パン☆パン☆パンツイズは3位、ムーミンズは4位でした。
 アンパイアの方による時間をかけてのブリーフィング、監督、コーチによるミーティングと選手たちはとても勉強になったと思います。
 また、レースではライバルでも陸に上がると皆仲良く、他のチームの選手ともとても仲良く過ごしていた姿が印象的です。チームとしての合宿、レースを重ねるごとに結束が強まっているように感じます。
 閉会式後、みな次のレース アンデルセンカップに向かいました。

Reported by Taiko Suzuki


アンデルセン・デンマークカップ 2004.7.24-26

ALBUM

7月24日(土)16:30
 いよいよヨーロッパ代表チームの最終合宿の地、広島県宮島に上陸しました。
ここは海に浮かぶ神社で名高い「厳島神社」を有し世界遺産にも指定されています。
島には住民の人口よりも多い鹿たちも暮らしていて、そこら中に見られるはずでしたが、今年の猛暑で山の中に引っ込んでいるのか例年より少ないようでした。

 さて、到着したヨーロッパチームは、受付、配艇を済ませたあと、田中監督、埼玉コーチの指示で2時間の制限時間内に各自自艇をセッティングすることとなりました。
タガーボードのガタつき止め、ブロックの交換、フットベルトの調整、セールセッティング等に時間を費やし時間内に全て完了しました。
 その横で今回大会に参加する北欧チャンピョン、ヨーロッパ選手権にも参加するデンマーク代表クリスチャン・ステファン・アンデルセンくんが一人セーリング練習する姿が見られ、レースでは日本人に負けられないという意気込みが伝わってきました。相手にとって不足なしです。

 宿舎(バンガロー)に入ったチームは、お風呂、夕食を済ませ帆走指示書や宮島特有の風や潮についてのミーティングを行い、22時くらいに子供達は寝たんだと思う。
(大人たちのミーティングで酔っぱらってしまい憶えていません)

7月25日(日) 6:45起床、二日酔い気味に外を見ると今日も快晴。
 広島ジュニアお母さん達が用意してくれた朝食を済ませ、会場入り。
 宮島では珍しく、この時間からレース海面に風が入っている。8:30より開会式が始まり、南は沖縄、北は関東より50人のジュニア達が日本各地より集まりました。艇長会議のあと9:30出艇。田中監督、埼玉コーチが乗るコーチボートに同乗させてもらい、レース海面に向かう。途中、上マーク付近、サイドマーク付近で潮流を調べました。予想通りの早い潮が上マークから本船方向へ流れており、早速チーム全員に伝達しました。

 10:30第1レース、2〜3m/sの軽風の中オールクリアでスタートしました。レース展開は、この風でスピードに勝る江ノ島小宮悠ちゃんとヨーロッパチーム埼玉匠海くんが飛び出し、悠ちゃんのプレッシャーをはねのけた匠海くんが最初にフィニッシュラインを切りました。第2レースでは、負けられない悠ちゃんが気合いのトップフィニッシュ。二人のマッ
チレースの様相を呈してきました。この後、昼食を挟んで午後3レースを消化し初日のレースを終了しました。

 初日の暫定結果は、1位小宮悠、3点差で2位埼玉匠海、さて、注目の北欧チャンプ、ステファンくんは、いまいち本来の調子が出ないのか、トップグループに絡めないでいましたが、初日の暫定3位でまとめるのはさすがにチャンプです。
(おそらく気温34°以上でレースするなんて、初めての経験でしょう)

 宿舎に戻りお風呂の後、早速ミーティング。スタートがうまくいかない選手が多いこと、各自が引いたコースからやはり宮島には特有の潮やブローが存在し、ある程度決まった勝ちパターンがあることを話し合いました。

 19:00からは、いよいよレセプションが催され広島ジュニアや福山ジュニアのお母さんたちの心のこもったごちそうが並べられ、全国より集まったジュニアやサポーターをもてなしてくれました。この場を借りてお礼申し上げます。そのあと各ジュニアの紹介では、お土産として持ち寄られた名酒も披露されお父さん達の酒宴もヒートアップしました。(残念ながら酒に弱い私は、途中でつぶれてしまい早々寝てしまった様です)

7月26日(月) 6:45起床、快晴。朝食後会場入り。
 この日も海面には、風が入っている。
 8:30出艇。予定通り9:30第6レーススタートと思われたが、広島名物「カキいかだ」がレース海面に向かってきて回答旗が揚がった。

 思いがけない水入りの後、「宮島杯」がかかった第6レースがスタート、前日の各チームミーティングでも同じだったのかスタート後、タックしてほとんどのOPが右海面に向かう。そんな中、スタートで飛び出した埼玉匠海くんが右へ返し、第一マークをトップ回航、小宮悠ちゃんの猛追を振り切りフィニッシュし2点差に迫ります。

 引き続き第7レーススタート。左海面に活路を見出したジュニア達も多い中、いち早く右海面にのばした琵琶湖ジュニア前島宗樹くん、兵庫ジュニア奈良大樹くんが艇団をリードしいよいよ最終レグ、ナショナルチームの意地にかけてもトップを譲りたくない海外派遣選手をおさえて、奈良大樹くんが念願のトップフィニッシュもぎとり、拍手喝采をあびました。おめでとう!

 最終レースが終わり、着艇が済んだチームはチャーター艇を洗って元の状態に戻した後、もう週末に迫った出国に向けてセールや艤装品の梱包作業を行いました。

 昼食後、閉会式。総合優勝は、江ノ島小宮悠ちゃんに奪われたものの準優勝埼玉匠海、第3位松下結、第5位田中航輝、宮島杯埼玉匠海、男子優勝埼玉匠海、小学生優勝埼玉匠海、チーム優勝牟田口駿、松下結、田中航輝というすばらしい結果を残してくれました。

 今回、このヨーロッパ代表チーム最終合宿に参加させていただき改めて、このチームがヨーロッパ大会本戦に勝ちに行くんだ、という強い気持ちが伝わってきました。
 それは決して悲壮感漂うものではなく子供達や監督、コーチ、サポーターがスウェーデン、サンドハムの地で明るく仲良く元気にそして周到に戦う姿が目に浮かんでくる様で今からワクワクしてしまいます。

 この最終合宿まで全国各地に散らばった選手達を自らの仕事を休んでまで集め、そして引っぱって下さった田中監督、埼玉コーチその他関係者の皆様、本当にありがとうございました。

p.s
山岡国別代表からここ数日のサンドハムの近況がメールされています。
気温もそれ程上がらない様です。ヨーロッパ選手権代表チーム選手団20名の皆さん、どうか体調を万全に整えて日本を出国して下さい。
皆様のご健闘を祈念して、今回の合宿のレーポートを終わります。

                     

Reported by T.Mutaguchi


第2回強化合宿 兵庫 2004/6/19-20 新西宮ヨットハーバー 

ALBUM

 なごやの加佐原です。
 突然の台風6号到来か?!の知らせに、急遽 芦屋から新西宮ヨットハーバーに場所を移すことに。
 さぞかし,田中監督は当日まで気をもんだことでしょう。
 都合により参加できない横田くん(江ノ島ジュニア)・松下さん(長崎ジュニア)を除いたヨーロッパ6名と、市川夏未さん(航平くんの
 妹)、丹羽夏海さん(なごやジュニア)との合宿となりました。
6/19(土)
11  8:30 艇搬入
   11 (前夜の8時頃出発して仮眠をとりながら到着したMパパ、車検が期限切れ
だったことに出発間際に気がつきレンタカーにてやってきたSパパ、みんな
我が子のために懸命! いつもの光景です。)
  9:30 各選手,艤装を終え集合
    田中監督・埼玉コーチより今回の合宿目的について説明を受ける。
    合宿目標「チームレースを通じてルールを知る」
    この後、国代表の山岡氏(ナショナルジャッジ)より、さらに詳しく、しかも
選手にわかりやすく、チームレースの注意点が講習される。 
「チームレースは、ルールとチームワークをよくする方法である」       
  10:30 午前の練習開始 出艇 
    チームA  丹羽夏海(アジア代表)・鈴木明日美・加佐原有紀
チームB  牟田口駿・田中航輝・埼玉匠海
チームC  吉田工作(ワールド代表)・市川航平・市川夏未
    6レースを消化 フラッグ6
  12:30 着艇
  13:15 ミーティング
  13:45 午後の練習開始 出艇
  12レース フラッグ5
  18:00 着艇 片付け
  18:30 宿舎である体育館へ移動
  19:00 夕食・入浴
  20:15 ミーティング(山岡氏より)
  ルール講習・海上抗議の仕方・英語講習などなど盛りだくさん
  21:00 ミーティング終了
  保護者は打ち合わせを兼ね懇親会へと突入 
  22:30 選手消灯
  しかし・・・空調の調子が悪く暑くてなかなか眠れなかったよう
6/20(日)
  6:30 起床
  7:00 朝食
  7:45 宿舎出発
  艤装
  8:45 ミーティング 
  9:00 午前の練習開始 出艇
  兵庫ジュニアの選手と一緒にフリート練習
  12:15 着艇 
  ただし,兵庫ジュニアの選手たちは沖弁のため,急いで弁当を食べることに。
  台風の影響で異常な蒸し暑さと2日目ということで疲れからか、各選手一言も
  発せず。暗ーい雰囲気。
  12:45 午後の練習開始 出艇
  15:00 着艇 片付け
  16:20 最後のミーティング
    埼玉コーチ  チームワークがよくなった。出発まで個人の課題解決を。
    山岡氏    自然体でよかった。大会までけがをしないように。
    田中監督   団体行動の大切さを身に付けることができた。
        次はチームレース・デンマークカップで会いましょう!
  16:30 解散
国代表・監督・コーチの熱意が通じ,結局は台風の到来も遅らせてしまいました。
みなさま、お疲れ様でした。幸せな選手たちです。

Reported by Akemi Kasahara


ヨーロッパチーム強化練習&江ノ島ジュンレガッタ 2004.6.5-6 江ノ島ヨットハーバー

ALBUM

夢の島市川がレポートさせて頂きます。
田中監督の提案でジュンレガッタ参加選手中心に前日強化練習を行いました。
6/5 天候 晴 南の風 微風から午後は中風まで
  参加選手 鈴木明日美、田中航輝、埼玉匠海、市川航平、石原帆高(ワールド)、
        市川夏未(おまけ)
    8時前、鈴木家とほぼ同時に江ノ島到着。
江ノ島ジュニアの方へ歩いていく途中、田中監督と挨拶。3時半には到着し仮眠して
いたが、関東は夜明けが早くて寝れなかったとの事。お疲れさまです。
ジュニア教室前で埼玉コーチとも挨拶、セール他の梱包を考えて下さっていました。
 
出艇 今日はワールドの帆高君を交えて、フォアザリーダーからクローズホールドの
すべり、タッキングのタイミング練習。
監督、コーチから走り、チューニング、タイミングの的確なアドバイスが飛ぶ。
そしてクローズ、アドバイスを受けて又クローズと延々と続く。
ほんの少しの事でゲインしたりロスしたりと選手たちは気合いが入っている。
快晴で視界は良いが、江ノ島から結構帆走した。佐島が近い。
帰りは一気に江ノ島までフリーの競争。
遅い昼食をとって午後は少し上がってきた風の中、再びクローズから。
明日美ちゃんと航平は塾のため早上がりしたが、帆高君、航輝君、匠海君の3選手は遅くまで練習。
その後、田中家は埼玉宅で引き続き合宿を行い、監督、コーチは遅くまで打ち合わせを行っていた模様。
6/6 江ノ島ジュンレガッタ
    参加選手 鈴木明日美、横田貴大、田中航輝、埼玉匠海、市川航平
    前線の影響で朝から雨で北の微風
    第一レーススタートしたものの、上マーク手前で風が無くなりノーレース。
その後一旦昼食帰港し、再出艇したが大雨で海上待機。
14時過ぎに視界が良くなってきたため、なんとか1レース行っていただきました。
レース結果  市川航平    3位入賞
         鈴木明日美  9位
         田中航輝   15位
         横田貴大   19位
         埼玉匠海   RET(42条2回?)
今回はブローがまばらでシフトがあり、実力を出せなかった選手がほとんどでした。
しかし、レース前など監督・コーチのもと揃いのチームウエアで練習している姿は
格好良く、チームとしてとてもまとまっているように見えます。
これに、山岡代表・松下結さん・加佐原有紀さん・牟田口駿くんが加われば、
何かやってくれそうです。 次回、みんなが揃う兵庫合宿が楽しみです。
   

Reported by Shigeki Ichikawa

 アテネオリンピック470級女子日本代表の吉迫さん佐竹さんにお会いし、
ヨーロッパチームの選手達に  「夢に向かって頑張れば、必ずかなう」  と熱い
メッセージを頂きました。
 両者の健闘を祈って固い握手。お正月の和歌山合宿でお世話になった選手もいましたが、改めて彼女達の固い掌にびっくりしていました。

浜名湖ジュニアオープンレース&ヨーロッパチーム合宿  2004.5.29-30  ビーチスマリーナ

ALBUM

KMC鈴木です。簡単ですがレポート致します。
参加選手      横田貴大、田中航輝、埼玉匠海、加佐原有紀、鈴木明日美
参加スタッフ 山岡代表、田中監督、埼玉コーチ、横田コーチ
  (母)田中、加佐原、鈴木
5/29〔晴れ〕
1111 7:30頃 皆集合し、あいさつから始まる。
セッティング開始。監督、コーチの指導を受ける。
  10:00 開会式、スキッパーズミーティングの後、ヨーロッパチーム集合し、埼玉コーチ
のミーティング。それぞれの課題と「目標全員5位以内」と指示激励される。
  出艇  コーチボート〔田中監督、埼玉コーチ〕
海上ではチームで集まり練習し、レースに参加
南西の風 5〜7m 4レース行う
  15:30頃 帰着し片付け。
    ヨーロッパチーム集合し、海外遠征豊富なスウェーデンにも遠征したことの
ある兵庫ジュニア奈良さんの経験談を伺う。
☆「海外だからと言って自分の力以上に上手くやろうと思わずに
  普段いつも練習していることが発揮できるように」
☆「何回も出場していると、あの人にはかなわないと自分で順位を
  決めてしまう。そうすると思い通りの走りが出来ない」
など、貴重なお話を伺いました。
  徒歩1分 皆で宿泊先へ向う。夕食前にミーティング
各選手今日のレースのアドバイスを受ける。
  就寝 男子 10時ごろ、女子 男子より少々遅く
    夕食後 親達は、6月の兵庫合宿、海外遠征時の打ち合わせを行う。
5/30〔晴れのち曇り〕
  6:30 起床。朝食後ハーバーへ。
ヨーロッパチーム集合し、監督、コーチの指導を受ける。
  9:30頃 出艇
朝、無風でしたが、その後吹き始め 南の風 3〜6m
コーチボート〔山岡代表、田中監督、埼玉コーチ〕
3レース行う。
  帰着後 ヨーロッパチーム、即出艇。閉会式までの約1時間チームで練習
  14:00 閉会式
閉会式後チームで集まりミーティング。解散。
  レース結果 (成立レース 7レース カットレース 1)
    田中 航輝    準優勝 小学生優勝
横田 貴大     7位
鈴木 明日美    9位
埼玉 匠海     13位  小学生準優勝
加佐原 有紀   14位
山岡代表はじめ、監督、コーチの皆様、お母様方、大変お世話になり有難うございました。
各選手、いろいろな事を吸収出来た事と思っています。
次回、兵庫でお会い出来る事を楽しみにしています。
     

Reported by Taiko Suzuki

山岡国別代表より
  浜名湖レガッタではお疲れ様でした。皆さんには色々とお世話になりました。
何よりも、全員ではありませんが、選手達に会うことができてよかったと思っています。
素直で、礼儀正しく、立派なセーラーになっておられ、さすがナショナルチームに選ばれた
メンバーだと感嘆しました。
走りについてもじっくり見させていただきましたが、見事なもので、私からは「何も注文する
ことはありません」でした。また親御さんのご努力には頭の下がる思いです。
次回兵庫合宿でお会いできることを楽しみにしています。

第1回 2004ナショナルチーム強化練習  2004. 5. 3- 5  江の島ヨットハーバー


ALBUM & Report

参加選手 ワールド 石原帆高、小宮航、吉田工作
  北米 小宮悠、熊川均、笹川将生、横田敏一
  ヨーロッパ 横田貴大、市川航平、埼玉匠海、鈴木明日美、加佐原有紀
  アジア 鈴木祥郎、小栗康弘、丹羽夏海
    全15名
参加スタッフ 秋山IJ、須賀IJ、神谷アジア総監督、眞田ワールド・アジアコーチ、
埼玉ヨーロッパコーチ、熊川北米監督・コーチ、樋口アジアコーチ、
小宮ワールド・アジア監督、参加選手家族
    全31名
5/3 8時頃から選手達が集まり始め各自船のセッティングなど出艇準備を始めました

9時に集合 IJの秋山先生、須賀先生によるレクチャー開始。
「4対4のチームレースを実際にしたことある人?」のお声に挙がる手は
ほんのちらほら。まずはチームレースとはどんなものか?という基礎のお話から
始まりました。
フリートレースとの違いを具体的に勉強します。テキストは、昨年ワールドの
帆走指示書。
風待ちをしながら早お昼、セッティング。1時頃出艇しました。
コースも昨年ワールドを踏襲してめやすは15分で1レース、200度3mの風の中
練習レースを開始、3時すぎには9mにあがり、海上レクチャーをしながら8レース
行いました。
「クラスルールがわかっとらんな」にあわててルールブックをひっぱりだして
夕方のレクチャー、居眠りしちゃダメだよ。
じっと座っての勉強は40分が限度と知る、みんな学校ではいかに?

宿泊は地元選手の家庭にホームステイ。

5/4 昨日とはうってかわって強風、平均でも15mはあるかな、おさ まるのを待ちながら
復習予習、本番前に頭に入れておかなければならないことがたくさんあります。
一緒に寝泊りしたせいか 雰囲気がぐっとまとまる、パパママ達ありがとう、
チーム強化に間違いなく一役かってくれてます。

そこへスペシ ャルゲスト登場!河合龍太郎・川添正浩の両先輩。
なつかしのOPでチームレー ス世界第2位の腕前を披露、指導してくれます。
みんなの感想 「うますぎる 〜」「格がちがう!」
ほれほれ、感心してないでせっかくの機会だから いっぱい教わっときなさい。
大盛り上がりで練習にも熱がはいり、なかなか上がってこない。
健康管理係の監督は はらはらしながら無線連絡「そろそろ帰って来てくださいませ
やっと上がって来たみんなの顔はへとへとなのに楽しそう、
運営パパたちはゆうべの宴会が祟ってか放心状態、あと1日がんばって!

秋山先生・須賀先生どうもありがとうございました。

5/5 あれほど早く寝なさいと言ったにもかかわらず・・・ま、これも合宿の楽しみのひとつ
でしょうか。ムードメーカーの笹川くんはもちろん、今回初お目見えの吉田くんも
笑顔でおはよう、こどもたちの柔軟性・順応性には驚かされます。

雨もよう7m。
新幹線組の時間を考え午前練習を長め、遅お昼/片付け/ミーティングでお開き

チームレースのないヨーロッパチームの選手たちも セッティング、コース取りなど
フリートレースに役立つ練習がじっくりやれてよかったとのコメント。
選手もコーチも「またやりたい!」
そう、確かにここで学んだことをベースにあと1歩2歩 前に進みたいね、
でも日程が・・・文武両道をめざすナショナルチームとしては中間テストも大切です、
なんとか調整できないものか。

ともあれ大きな怪我・故障もなく無事に第1回強化練習を終えることができました。
ご協力くださった皆様どうもありがとうございました。

おまけ ゴールデンウィークの初日にアジア選手権大会会場の葉山で関水連のレースが
ありました
上記メンバーに磯崎友也くん、植田如美ちゃんを加え、吉田くん、横田貴大くんを
引いた総勢15名が参加。

優勝・航、準優勝・悠、3位・航平くん、4位・帆高くんをはじめ
6,7,8,9,11,12,13,16位と上位ほぼ独占の結果をおさめました。

また5月3,4日山中湖での少年少女東日本ブロックでは、磯崎くん2位(1点差!)
植田さん7位で女子2位の成績でした。

Reported by Megumi Komiya


NT住吉浜合宿&日本少年少女オープンヨット大会西地区  2004. 5. 1- 5  大分県住吉浜 ALBUM

  玄海、牟田口です。
  4月29日より大分県住吉浜リゾートパークにおいて開催された「NT住吉浜合宿&日本少年少女オープンヨット大会西地区」の
  レポートをさせて頂きます。

5月1日夕刻
  NT合宿に合流しました。
艇をおろして間もなくみんなでお風呂直行、続いてレストランでの「テーブルマナー講習」
並べられたフォーク、ナイフの使い方や席を立つ際のルールなどを学びました。
これでコルソ島でのウェルカムパーティーでもバッチリのはず?です。

この後、別府高原さん(日産マリーン)によるOP艇体のコンピュータ解析報告。
クローズホールドでの理想的な乗艇位置、フリーでのアンヒール角度など普段、
各クラブでの練習で言われていることの裏付けがコンピュータ画面で再現されて、
子供たちも納得したようでした。

5月2日曇り
  6時起床。
6時30分からサイクルセンターで二人乗り自転車を借りて、みんなでサイクリング・・・
しかし意外に乗りこなすのは難しく、前後の呼吸を合わせないとうまく進みません。
兵庫Jr田中航輝くん、柏原ゆりちゃんペアのジグザグ走行がみんなの笑いを取って
いました。

ここで松下結ちゃん、お父さんのトラックで登場!

朝食後、22艇出艇。海面は4〜6mの風が吹いており、前日までの微風練習に
飽きたお父さんたちは「コレを待ってたんだヨー」連発。
しばらくの基本練習の後、コース練習スタート。第1レース、牟田口駿トップフィニッシュ
新参者のトップ目に刺激を受けたのか、ワールドチーム、琵琶湖チーム、別府チーム
みんな本気モード突入。
第2レース、フィニッシュまでの上りで右海面のブローを捕まえた松下結ちゃんがトップ

この後、「タコご飯」昼食を挟んで夕方まで、各選手(柏原ゆりちゃんもトップ取ったゾー!)
抜きつ抜かれつのレースが繰りひろげられました。

夕食後、本合宿のメインイベント「英会話教室」開講。
大分市内の留学生で、ノルウェーとボリビア(ワールドとヨーロッパ選手権開催地近辺)
から来た高校生二人は、子供たち一人一人と顔を突き合わせて、コミニュケーションしてくれました。印象的だったのは、二人とも日本人に自分の国をもっと知って欲しい、と思っている
こと。更にスウェーデン語も教えてくれた高校生は、「北欧の人たちは、人見知りが強く、
話しかけても警戒されたり笑わなかったり、取っつきにくいかもしれけど、本当はフレンドリーで、もし北欧の人と友達になれたならば、一生の友達になるでしょう」と熱く語ってくれました。

5月3〜5日、「第24回日本少年少女オープンヨット大会」            大会HP
  ここで初めて田中家、松下家、牟田口家は、各所属クラブを離れてヨーロッパチームとして
結成されました。
大会期間中、出艇前のミーティング、夕食後のミーティングが繰り返されて、常にいっしょに
行動した3名(3家族)は、ヨーロッパチームとしての自覚が深まったのではないかと思います。

結果は、7レース中それぞれ一回ずつトップをとることができ、
松下結3位、牟田口駿4位、田中航輝6位と健闘しました。

ワールド選手に挑みかかる選手達も良かったですが、すばらしいのは、何を隠そう田中監督です。選手にわかりやすい言葉で熱意あるコーチングは、わが息子にも伝わったようで、
帰りの車の中では「田中さんの説明はわかりやすいね」とイッパシのことを言っていました。

         田中監督より3名に出された宿題があります。

1.タッキング、ジャイビングをより丁寧に、スムーズに。
2.ランニングやアビームではもっと重心を下げて。
3.ハイクアウトをもっとガンバッて。

私から3選手の印象を述べます。(短い期間でしたので、間違っていたらすみません)

  牟田口駿

気が小さいくせに結構自由にセーリングしている。だからポカもやる

  田中航輝 芯がしっかりしている。しかし思いこんだら突っ込みコースも引きます。
・・・・みさきちゃんの前歯、抜けたかな?

  松下結 男子にも負けないファイティングスプリットの持ち主。
ヨーロッパ大会でも炸裂するはず。
 

以上

田中監督(&母)、松下さん(&母)お世話になりました。
監督から出された宿題をクリアすべく練習してきます。
6月の兵庫合宿での再会を楽しみにしています。

Reported by T.Mutaguchi


2004 オプティミスト級日本代表派遣選手 最終選考会  2004.3-25-28  江の島ヨットハーバー

「2004 オプティミスト級日本代表派遣選手 最終選考会」で、8名が8/7-14に
スウェーデンで開催されるヨーロッパ選手権に 日本代表選手として派遣されることが
決定しました。
   
おめでとう!


選考会HP

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