IODA Optimist World Championship 2005 Japanese Team Report 3
Team Main Page Engadin Switzerland - St. Moritz - Lake Silvaplana 7/25-8/5.2005

8/2 後続組も無事7/30夜サンモリッツ入りしました。
チームレース開催場所がシルヴァプラナ湖ではなくサンモリッツ湖となっている為、大会本部が閉鎖されておりインターネットアクセスが出来ず報告が途絶えていたことをまずお詫びします。

前回報告の通り残念ながら日本チームはチームレース参加権(上位15カ国+スイス)を獲得できず、選手達は二日連続のレイデイとなりました。
30日に合流した母親サポーターとイタリアツアー(ベルニナ特急)・ロープウェイでピッツネイル登山(標高3057M)・建国記念日の花火等を楽しみ各自過していました。

さて、同じく30日に合流した坂上は今年9月に江ノ島で開催の全日本チームレースに備え、2日間をサンモリッツシーグルヨットクラブで過しました。
当初、8/1の1日で終わる予定のチームレースでしたが、朝から北からの良い風は入っていたものの運営側の南よりのマロヤ風を待つとの判断で延々とAP降下を待ちました。
15時にようやくマロヤ方面より風が入りだしたものの皮肉にも風は3Mに落ち、18時の時点で第1フライトのみようやく終え、翌日の全体レイデイに続けてチームレースを行うこととなりました。

風が弱いこともあり、スタートから上マークまで200M!(4分)程度のトラベゾイトで、1R約15分とかなりのショートコースでのコース設定となっています。
ただし、湖面状況から風が上がっても上マークをせいぜい70M程度しか伸ばせないようでした。
又、フィニッシュも最終レグの2/3程度に設置され、更にショートコースとなっていました。

ジュリーボートも5艇と少なく(湖環境規制?)4vs4の1フライトにスタート後1分までは2艇体制ですが、1分経過後に1艇が戻り、次のフライトを担当する体制となっていました。
コースが短い為、左右の展開も少なく何とかこなしていましたが、1艇に付き2名の乗艇で目が届かない所も散見されました。

特筆ものは海上本部で、スタートラインは岸から8M程度に岸と直角にブイが打たれ、海上本部がなんと陸上にあり、フラッグ・見通し等全て陸の上で行われています。(陸上海上本部!) 又、DJ(スイスアリンギチームクルー)が大音量で常時、次の対戦・スタートからレース展開・抗議・マーク回航順位・フィニッシュ・勝敗等を説明してくれます。
よって世界各地から参集したOP保護者も思い思いにレースを楽しんでいたようです。

16カ国の参加ですが、チームレースの戦い方の理解度にはかなり開きがある様に感じられましたが、第1フライトを勝ち上がったチーム同士の戦いは目を見張るものがありました。

<優勝決定戦>
今回の優勝決定戦は昨年の覇者アルゼンチンとマレーシアの間で行われました。
マレーシアチームは第1フライトスタート直後に2艇がペナルティを受け、しかもペナルティ回転中に1艇が沈!2艇が出遅れ、早くも勝負は決まったかと思われましたが第4レグで逆転。ここからミラクルマレーシアの快進撃は始まりました。
その後の第2フライトでも又、スタート直後に2艇がペナルティ!2フライト続けての2艇ペナルティ後の逆転勝利に、脇が甘いのか?作戦なのか?私には判断が出来ませんでした。(後日、マレーシアチームコーチに突撃インタビュー決行予定?)

アルゼンチンチームは第3フライトで強豪イタリアを退けての決勝進出ですが、私の感想での今回のベストバウトはこのアルゼンチンvsイタリアであったと思います。(敗者イタリアは復活戦を勝ちあがり4位となっています。)
両チームともにスタート前から、徹底したマンマークを行い、「プロテスト」コールの連続でした。(前述の通り、ジュリーボート1艇でかなり厳しいものがありました。)
フィニッシュまで混戦・順位入れ替えが続き、8艇ほぼ同時に近いようなフィニッシュとなりました。

さて、決勝戦もマレーシアチームの1艇がスタート出遅れにより離され(やはり作戦?)ました。
しかし、アルゼンチンはこのミス(作戦?)からの逆転を許さず、ミラクルマレーシアもここまで。
しかし、中国大会での日本チームに並ぶ、アジア勢最高位の準優勝を飾りました。

フィニッシュ直後にDJが「優勝アルゼンチン!」と絶叫!大音響でクィーンの「we are the champ」が流れた時には何故か私まで鳥肌ものの感動を得ました。 /sakaue
Tim Wilkes Photography

7/31 2日間のお休み1日目はホテルの食事に飽きたこともあり、有名なパノラマ特急で2時間、イタリアのティラノという街へランチしに行きました、ぜいたく〜。
噂にたがわず国境を越えたとたん物価は激安、お料理も格段においしい!みんなモリモリ食べてました。
さて今回のサポーター、大変珍しいことに母が5人揃ってるんです。
おせんべいの差し入れやお洗濯などさすがに細やかな気使い、息子たちはテレくさいのかクールな表情ですが心の中では喜んでいるはず。
いやしかし3人寄ればと言うけれど5人ですからね、そのにぎやかなこと!
坂上REP・眞田コーチともいささか引き気味すみませんね。
めったにないことなのでこれから3年後5年後と同窓会をしようよと言っています、温泉の出るサンモリッツにちなんで毎回有馬・箱根など温泉で。
みなさん経験ありと思いますが、1度でも一緒に遠征するとすっかり情が移ってしまうもの、この子達がどんな風に成長して行くかを楽しみに見守りたいです。 /komiya
8/2 アルゼンチンがマレーシアに勝ち、チームレースで優勝しました。
Moloja Windが、サンモリッツ湖を吹き渡り、スイスのナショナルホリデーのこの日は、多くの見物人を集めました。
レースの方は、昨日より良い風の中、サプライズな結果を生みませんでした。
1 2 3 4 5 6 7 8
ARG MAS NZL ITA GBR SWE DEN PER
8/2より個人戦、3日間で7レースが予定されています。 webmaster/official website
Tim Wilkes Photography

8/1 7/31チームレース
各チームベスト4ボートの5レース合計、開催国スイスを含むトップ16チームが参加します。
ITA GER SWE POL CHN PER GBR USA DEN BRA CRO ARG NZL MAS TRI SUI

3日目までのいい風に反して、この日はレースオフィサーにフラストレーションがたまる風でした。
14時までスタートを待ちましたが、気まぐれな風がスタートを混乱させ、NZLが現チャンピオンPOLに勝つなどサプライズ・リザルト(SWE・GER・USA・CROがファーストマッチで負け)がありました。
8/1のリザーブデーもチームレースが続きます。 webmaster/official website
Tim Wilkes Photography

コーチボートがないので、岸からのコーチング

good start !
7/29の2日目までの市川レポート
風は一定方向ですが、降りてくるブローが1マークの右からだったり2マーク寄りからだったり、それも湖特有の一時的で神経を使う難しい海面です。
終始、湖面及び陸上のフラッグなどの観察が必要だが、長めのスタートライン設定も加わり、あっちだと思っても、もう行けない。現時点の上位選手でも、とんでもないスコアを出しているのは、大ハズレだったからでしょう。
1マークまでは、まずスタートの位置、ファーストタックのタイミング、後半ゲインの可能性が高い右の岸寄りをいつ取りに行くかがポイントと思われます。
また、マーク付近は湖に流入する川の影響でマークタッチが多数、フリートの中盤は修羅場の場面も。
2マークまでは、岸に近い前半は上らせぎみで開けて風が強くなる後半に落とすコースを選択する選手が大半ですが、まっすぐなコースを選択しても距離が短いため順位に変動がありません。
しかし、3マークまでは風が弱い岸寄りを使いたくないためイン側を取りたい。
3のゲートマークは左を使う選手が大半で、フィニッシュまでは風が弱くなる左の岸よりはヘディングが良くなっても使わない方が良いようです。
日本選手はスピードがあり、走り負けはしていません。
しかし、神経をすり減らすレースが続いています。
コーチと監督代理を含めて体及び精神的に疲れがたまってくる頃です。日本からの応援を引き続きお願いします。
Tim Wilkes Photography

7/30 R7〜R9が行われました。相変わらずいい天気に恵まれましたが、最終レースを除いて昨日よりは少し弱めの風でした。(映像を見ている限り、クローズではバウで波をあげていたし、多くの艇が上マーク回航後アカクミをしていました) /webmaster 公式HPより Tim Wilkes Photography
7/30 今朝市川父帰国さみしい〜
色々なサポート本当にありがとうございました、帰国後無事に社会復帰できますように。
眞田コーチが自転車で駆けずり回っている間、万一に備えて私が桟橋番をしてるので、全然仕事する時間ありません、とりあえずわかってる結果だけ報告します。
今日は2レースの予定が3レースありました、ひとつめ工作・悠リコール、はーちゃん5位フィニッシュだったのに惜しかったね、ふたつめほっくん5位!
がしかし健闘むなしくチームレースは落選となりました、熊ちゃん8度2分だし、2日間ゆっくり休んでリフレッシュしましょう。写真も無しごめんなさい。 /komiya
Tim Wilkes Photography

7/29 みんなまだレース中です、レースについては市川さんにおまかせして周囲の状況をお知らせします。
まずコーチたちはハーバーから出艇を見送る、ダッシュでレンタカーに飛び乗り浮き桟橋へ、そこで全スタートを見届けた後、ダッシュでハーバーへ戻り、今度は自転車で湖畔を走る、フィニッシュ後車に戻って桟橋へ再びダッシュ、これを1日3回繰り返します、さながらコーチ達のサバイバルゲーム、うちは車があるからまだマシなほう。
最終日まで生き残るのは何チームでしょう、結局コーチ桟橋を使用しているのは3分の1くらいであとは途中の岩場などに陣取ってそこからコーチしています。
SIにぺナルティを与える場合もある、と書いてあるので日本はルールを守って桟橋付けにしています。
無線も禁止とあるのに使ってる国多数、これも日本は携帯電話を使用してます、請求書がコワイ、パパママ覚悟しといて。
今日で6レース消化したので1捨てです、結果をお楽しみに。 /komiya
Tim Wilkes Photography
写真集5
Live Video が始まりました。今日は陸上から撮っていますが、上マークがすぐそこで、セールナンバーは確認できませんが、親やクラブの子ならきっと乗り方やセールナンバーの感じで、わかるはずです。いいですよ、一見の価値はありますよ。 /webmaster

7/28初日のレース結果の発表が遅れているようです。IODAウェブサイトより
美しいアルプスの湖・明るい日光のもと初日のレースがはじまりました。
初日は、260人の選手が6ディビジョンに分かれ(3フライトで1レース)、14-18ノット(7-9m/s)のよいコンディションの中、3レースを消化しました。
ゼネラルリコールなし、ブラックフラッグなしで、抗議もほんの少しでした。よって今夜のIODAパーティーへのジュリーの出席を確信します。
約束されたMajola風(決まったように吹くらしい)が、湖に吹き降ろしました。1800mからの風は他の地域より重くなく、第1レースで12ノット、2・3レースで14ノットくらいでした。
微妙なシフトがありましたが、オーシャンセーラーも適応に苦労しなかったようでした。
初日の3レースのトップの3は下記でした:
RACE 1
Start 1
1. Elijah Simmons BER
2. Jianan Wu CHN
3. Evagelos Nikolopoulos GRE
Start 2
1. Anthony Alkins TRI
2. Wei Ni CHN
3. Nicklas Dackhammer SWE
Start 3
1. Affizie Muhammed Azrul MAS
2. Karin Alkstedt SWE
3. Rafael Lorieto URU
RACE 2
Start 1
1. Alex Zimmermann PER
2. Theofanis Kavvas GRE
3. Carl Evans NZL
Start 2
1. Antonio Minguez ESP
2. Tina Lutz GER
3. Paolo Cattaneo ITA
Start 3
1. Alexis Katsios GRE
2. Sean Bouchard BER
3. Kevin Peponnet FRA
RACE 3
Start 1
1. Enia Nincevic CRO
2. Jorge Martinez Doresteハ ESP
3. Matthew Schoener Scott TRI
Start 2
1. Tina Lutz GER
2. Luke Deegan NZL
3. Philipp Autenrieth GER
Start 3
1. Kacper Staniul POL
2. Jianan Wu CHN
3. Paul Snow-Hansen NZL
7/28 写真集4

チームリーダーミーティング

オープニングセレモニー

チャーミングな計測補助の日本人女性

IODA会長にポロシャツプレゼント

いざ、第1レースへ出艇
7/28 昨日帰国された石原さんからレポートが届きました。
現地では何もしないうちに時が過ぎてしまいました。レポートもすればと思っていましたが。遅ればせレポートです。

(湖面)
山中湖より一回り小さい感じ、琵琶湖の柳ケ崎なら正面より右だけくらいの広さ(狭さ)でしょうか。
レースも両サイドに広く展開・・・なんてことはありえない湖面です。
スタート−最初のワンタックが全てを左右するかと思われます。
コーチ桟橋から1マークが見えないこともあるでしょう。
川の流入流出はありますが影響は全くないと思われます。

(自転車)
初めのうちは舗装された車道を走ることが許されていましたので、ビーチからコーチ桟橋までは5分もあれば楽に行ける感じでした。
ただし、この道はヨーロッパアルプス超えルートの一つであり、片側1車線ながら通行量が多く、変速ナシ、ハイギヤードな重たいチャリでは、危険な道でした。
25日の朝、会場に向かう車中で高山君と、
「この危険な道を50人のコーチが選手に気を取られながら走るとすると、3人くらいは犠牲者が出るんじゃない?そしたらあっち(対岸)の山道しかダメってことになるかも。」
なんて冗談半分で言ってたら、その日午後一の公式発表で予想通りになってしまいました(犠牲者が出る前で良かった)。
山道の方は、チャーターチャリには辛いアップダウンコースで、湖岸から距離があるため選手とのコンタクトはできません。
また湖上が強風でも、深い森の中の山道では、自転車の進行風しか感じることができません。
こちらのルートでビーチ−コーチ桟橋を移動するには、高性能自転車を新調しても片道15分くらいは掛かります。
とすると、コーチは一日中桟橋で待機している他ないのかなと思いました。

(セイル)
メーカー別を見てみると、TONI−TIOは2004チャンピオンセイルとなったにもかかわらず以外に少なく、JUSZCAKがヨーロッパのチームで多くみられたものの、NORTH、OMEGA、EURO、SUPREME、などもわずかに数えるほどで、OLMPICへの集中を感じました。
日本ではラジアル全盛期の様相ですが、ワールドではクロスカットの方が主流であり、比率としては40:60くらいです。これは去年もほぼ同様でした。
特に南米のチームのほとんどはOLIMPICクロスカットを使用しています。
コーチに拠るのでしょうが、体格に関係なく一律深かったり、浅かったりする国もありました。

(ハル)
ヨーロッパの選手はほとんどがマイボート参加です。
Nautivela比率が高く、WINNER、LENAMと続く感じでした。
ARGはマイボートRIOTECNAです、気合の表れか。