●2008年 【2008年クラスルール変更箇所】 |
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2.4.1 の追加 (赤字) |
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艇は有効な計測証明書を持つまでは、本クラスのレースには出場を許されない。
この規則はIODA執行委員会の承認を受けた大会チャーター艇については適用しなくともよい。 |
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2008年2月 IODAから今年のクラスルールの発表がありました。
現在CR計測委員会のホームページに公開されている英文/和文の2008年ルールの中で、赤字の部分が改正箇所になります。
本年の改正は1箇所だけでした。
解説:
今までは、業者が用意した主催者側チャーター艇でも、全て証明書を用意し、持ち込み艇と同じ扱いをしていました。
ルールの厳正さから言えば、
IODA執行委員会は第3者なので、免除は超法規のようにも受け取られますが、ワールドなどでは大会期間中、計測事務局が250冊以上のレジストブックを管理し、業者及び選手との手続きなど大変手数がかかりますので、その負担軽減を目的としていると思われます。
もちろん、レースの公平さにおいての主催者側責任が軽減される訳ではないので、計測は必要です。
今年のルール改正部分を国内の影響に当てはめると、
IODAレース(国際大会)を行わない限り適用されるケースはまれで、例えば、国内で大会チャーター艇を準備する場合に、IODAに許可を求めて証明書手続きを省く場合も考えられますが、まず少ないと思われます。
海外遠征で、IODAレースに参加しチャーター艇を利用する選手は、セール等の持参装備の計測証明書は持っていくべきですが、現地で借り受ける装備については、この規則が適用されるかも知れない
と覚えておくと良いでしょう。 |
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以上
2008年2月19日
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●2007年 【2007年クラスルール変更箇所】 |
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2.4 登録および計測証明書 |
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4ページ 2.4.5 3行目以降
ハルがレジストブック制度以前に建造され、計測証明を紛失した場合は、国内連盟はIODAと
協議の上で計測された証拠無しに、IODA選手権以外の全ての大会に有効な書き換えられた
計測証明を発行することが出来る。但し、ISAF/IYRUプラークはハルに定着されていなければ
ならない(注:これらのプラーク番号は92000以前のものである)。
書き換えとは所有権変更(CR2.4.4)の事です。従来艇の時代はレジストブックが無く、
計測証明書(ハルとセール、スパー、フォイルの全てを記入する書式。)を登録の書類と
していました。
古くなり、管理が不十分の艇は証明書の紛失や、他人に譲る時、知識不足で艇のみが渡り、証明書が艇から離れてします事があります。その艇を、公式レースに出場しようとすると
受付で拒否されたりします。
協会に証明書コピーが保存されていればそれが有効となりますが、コピーもない場合を
救済するために、また、従来艇は安価なので普及に貢献する点も考慮してこのルールが
加えられたと思われます。 |
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2.7 識別マーク |
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5ページ 2.7.3.2 2行目
モールド
モールドとは、GRPハルを流し込む型、またはその作業を言います。
今まではプラーク番号はハル完成後、刻印していましたが、132400番以降は
成形する前にプラーク番号を取得しなければならないようです。 |
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3.2 ハ ル |
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11ページ 3.2.3.2(b)
ガジョン補強のために、300mm
x 200mmを超えない450マット一枚をスターントランザムの垂直方向の中心線を中心にして使用することが出来る。この部分については、CR
3.2.3.2 (b)
に記載されている最大の厚さを超えてもよい
ガジョンはラダーのピントルをハルに差し込み装着する部分、軸受けの名前です。
OPは木製艇時代と同じ重量規則なので軽く作られていますが、重要な箇所の強度を
保つため改正しました。 |
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3.3 ダガーボード 3.4
ラダーおよびティラー |
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14ページ 3.3.1.1 および 16ページ 3.4.1.1
5層の
ラダーとダガーボードは材質が木の場合、5層の合板と規定されていましたが、改正後は自由となりました。
16ページ 3.3.4
または閉じる方式のプラスティックフック
ダガーボードをハルに取り付けるには、弾性コードかラニヤードで結ぶ、その場合小さなシャックルを使用してもよい、と今まで書かれており、過去にワールドでプラスチックのフックがシャックルではないと判定されたことがありました。今回の改正でプラスティックフック(ただしはずれないタイプ)の使用も許されます。
16ページ 3.3.5 3行目以降
ハルプランの16/24枚目通りでなければならない。ダガーボードの上げ下げの動作を補助するために、このループ状のコードに別の一つのループ状のロープ、テープまたは弾性コードを取り付けることが出来る。弾性コードと追加のループコード両方ともに保護用の柔軟性のある中空チューブを使用することが出来る。
右はハルプランのマストスォート隔壁の図です。穴の位置はこれまで自由でしたが、改正で矢印の位置から弾性コードを取り付ける事が確定されました。
また、コードは1本(単数)でしたので2005年のスイスワールドの時などは右図のコードは2本と解釈されて計測時に全て鋏(ハサミ)で切られました。最近のIODAホームページの記事では1本のコードを一筆書きのように真ん中の押さえの部分で2重にすれば1本と解釈されるのでOK、と掲載されていましたが、苦しい解釈のようなので今回の改正で上げ下げの動作を補助する目的のためならば、との条件付きでOKとなり、この記事は削除されました。
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4 追加規則 |
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22ページ 4.2(a)
ヘルムスマンは、適切な個人用浮力体を着用しなければならない。笛は個人用浮力体にしっかりと取り付けられていなければならない。
笛の所持はクラスルールには触れておらず、7,8年ほど前から帆走指示書に常に記載されるようになりましたが、改正からは帆走指示書に記載がなくてもクラスルールで決められましたので有効なルールとなります。
なお、今まで着衣と表現されていましたが、今後はライフジャケットに付けるよう指示されています。
22ページ 4.3(a)
1個以上のベイラーを、ラニヤード(複数)または弾性コード(複数)でハルにしっかり取り付けなければならない。
改正までは、あかくみ(ベイラー)はラニヤードと指定されていましたが、弾性コードもOKとなりました。
22ページ 4.3(c)
パドルはラニヤードまたは弾性コードでハルにしっかり取り付けなければならない。
今まではレース公示や帆走指示書に記載がある場合のみ必要(旧CR4.5)でしが、笛と同様に記載がなくとも必ず装着しなければならなくなりました。 なお、旧CR4.5は削除され、旧CR4.6が一つ繰り上がり、CR4.5となりました。
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6 セール |
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25ページ 6.4-24
上部バテンポケットの下縁と下部バテンポケットの上縁間の直線からの偏差
これは、ミスプリントがそのまま英文に記載されていましたので今回訂正したものです。和文では翻訳時に気が付いていましたので原文とは違いましたが正しく記載しました。従って今回は英文のみが改正(訂正)であり、和文に変更はありません。
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その他として |
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6.6.2
セールバテンの製造者は任意である。構成材はカーボン繊維が禁止されている以外は任意である。
このルールは2006年までには全く記載のない新ルールですが、IODAから送られた英文には
赤字表示されていませんでした。なお、旧CR6.6.2は6.6.3に一つ繰り下がっています。
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以上
2007年3月17日
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●2006年 【'06クラスルールによるチタニウム部品の使用禁止について】 ↑page top |
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(ルール計測委員会解説) |
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TITANIUM MAST STEPS
MAST STEPS AND ALL FITTINGS MADE
FROM TITANIUM will be illegal from 1 March 2006.
Following endorsement by the ISAF of
the decision made by the IODA Annual Meeting 2005,
all fittings made of titanium must be removed
from all Optimists by 1 March 2006.
As far as we are aware such fittings have
only been supplied on certain Winner Optimists
delivered during 2005.
2006年3月1日から、チタニウム製のマストステップおよびすべての艤装品を規則違反とします。
2005年IODA年次総会によって「すべてのチタニウム製艤装品は2006年3月1日よりオプティミストから取り外さなければならない。」が裁決され、ISAFにより是認されました。
IODAの認識している限りでは、このような艤装品は2005年中に配布された特定のウィナー・オプティミストにのみ取り付けられています。 (IODAホームページより)
今年、2006年のクラスルールとして、新しく取り入れられるのは上記の1項目です。
採用についてはクラスルールの基本である 「CR1.1 このクラスの目的は、若い人達のために低コストでレースを提供する事である。」を理由としています。このため他のクラスでは認められている高価な材質(例えばセール、マストにおけるカーボン繊維の禁止など。)は使用できないものがあります。今回、金属材でチタニウムの使用禁止が追加されました。
メーカーやビルダーは自社製品の品質向上や優秀さを追求して、高いコストとなり、また選手もレース艇の完璧さを求めて高級な製品使用の需要が生まれます。オプティミストはワンデザインクラスなので、各艇が完全に均一である事が理想ですが、あるレベル以上の均一精度を追求するとかえってクラスの普及や運用、管理などに不都合が生じます。従って理想と現実のバランスを配慮し、実際の取り扱い上では、ここまでは守らなければならないとの位置づけを採択し、クラスルールで記述されています。
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2006年1月14日
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●2005年 【セールの(2005年)新ルールについて】 ↑page top |
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日本OP協会 公示 |
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1.2005年に改正が予定されているセールリーチに関するルールは以下の通りです。 |
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6.3.3.4 リーチは以下の間を結ぶ直線から+5/-10o以上逸脱してはならない。
a. ピークポイントと、上部バテンポケット上端とリーチ、との交点
b. リーチと上部バテンポケット下端との交点と、リーチと下部バテンポケット上端、との交点
c. クリューポイントと、リーチと下部バテンポケット下端、との交点
CR6.3.3.4を満たさないセールは2005年3月1日以降に使用してはならない。
6.3.3.4 The leech
shall not deviate more than +5/-10 mm from a
straight line between:
a. the peak
point and the intersection of the leech and the
upper edge of the top
batten
pocket
b. the
intersection of the leech and the lower edge of
the top batten pocket and
the
intersection of the leech and the upper edge of
the lower batten pocket, and
c. the clew
point and intersection of the leech and the lower
edge of the lower
batten
pocket.
Sails which do not comply with CR6.3.3.4
shall not be used after 1 March 2005.
6.3.3.5 リーチは、リーチと上部バテンポケット下端と、クリューポイント、の間を結ぶ直線から
+20/-5o以上逸脱してはいけない。
2005年3月1日以降、最初の計測に提出されたセールはこのルールを満たさなければ
ならない。
6.3.3.5 The leech shall not deviate more
than +20/-5mm from a straight line between
the inter-section
of the leech and the lower corner of the top
batten pocket
and the
clew point.
Sails
presented for first measurement after 1 March
2005 shall comply with this rule.
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2004年10月22日
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2.リーチ張り出しセールを所有していて、2005年3月以降のレースでも、そのセールを使用する
場合、リカットが必要となりますので、以下の事項を参考にして下さい。 |
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1) セールは上記のクラスルールの文章、次ページの図解をよく理解してリカットして下さい。
3本それぞれの直線長さは、リーチの約3等分なので、約2800ミリ/3=1000ミリ以下
として、1メートルの定規で各直線が測れます。
また、2メートルの直線はラニヤードをぴんと張ることでも作ることができます。 なお、
+5/-10oとは、リカットの作業及び計測作業などの誤差です。直線でカットする事を
お勧めします。
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2) 緑の文字(6.3.3.5)の部分も、今回、後日の追加として規定されました。
下部バテン付近で緑色の直線から外側に20ミリ、内側に5ミリまでの誤差が許されます。
3)
カーブラインのリーチをカットすることにより、若干ですがヘッドとリーチ長さに
影響を受ける可能性が考えられます。このため再計測に当たっては、この長さも測る
予定です。
4) セールメーカーを含め、他の人にリカットを依頼した場合で、3.の特別措置を
受ける選手は、レース前に本人がルール通りであることをもう一度確認するように
お勧めします。
5) 2005年は、新しいルール導入期間として、レース実施要綱や、レース前の公示などで
具体的な 指示を致します。それらの情報に注目して下さい。
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3.セール素地のマス目規制 |
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6.1.4 セールの素地の厚さは0.15mm以下であってはならい。セール素地の構造上、
セールクロスが均一の厚さでない時は、スピンドルの表面が6.4mm(+−0.25mm)の
直径をもつマイクロメーターで計測されたセールの最も薄い部分が、それぞれ
少なくとも9mmx9mm正方以上の面積がなくてはならない。そして、その最も薄い
部分の厚さをクロスの厚さとしなくてはならない。上記のような構造でないセールは
2005年3月1日以降クラスルールに従って(使用を)中止し、2003年3月1日以降
IODA主催レースでの使用は許可されない。 mm単位で表したセールの素地の厚さは、
製造者の署名、スタンプ、及び日付、と共に、ピークポイントの近くに、消えないもので、
製造者によって記入されていなければならない。
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以上
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●2004年 【新しいフォイル(ダガーボード/ラダー)の制定について】 ↑page top |
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2004年クラスルールのフォイル変更と順次導入までの日程 2004年7月8日
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オプティミストはワンデザインクラスとしてクラスの発達をしてきました。
初期には主に自作艇(本当のワンデザインではない。)を中心としたため、ルール的な
余裕が広く取ってあり、時代と共にクラスルール改正で許容範囲が、より厳しくなる傾向でした。
皆さんもご存じのIOD95艇と従来艇の2種類が存在するのはこのためです。
(IOD95とは、1995年クラスルール変更による、IODAワンデザインとの意味です。)
95年にはハルだけのチェンジで、フォイル、スパーは従来艇と同一のものでしたが、
今回のルール改変でフォイルも従来艇とIOD95の差と同じような大改正となり、
ワンデザインハル+ワンデザインフォイルとなります。
しかし、従来フォイルがある時点で一挙に使用禁止となればパニックになりますが、
ご安心下さい、下記の日程で順次使用禁止となりますから、皆さんのフォイル購入計画を
調整して下さい。
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@
2004年3月1日〜2005年2月28日
従来フォイル、ニューフォイルとも、製造、販売、計測、使用は許されます。
A 2005年3月1日以降
従来フォイルは、初めての計測が禁止となります。このため、2005年3月1日以降に
未計測の従来フォイルは、買わないで下さい。未計測の従来フォイルを所有し、
2005年3月1日以降に使用したいと思っているならば、この前日までに公式計測員の計測を
受けて下さい。
B
国際大会での使用禁止
2006年以降のワールドではニューフォイルのみ使用できる(従来フォイルは禁止)
2007年以降の大陸選手権ではニューフォイルのみ使用できる(従来フォイルは禁止)。
C
国内大会での使用禁止
現在の段階では日付は決まっておりません。理事会において国際基準に準ずる事を
確認しておりますので、2007年度以降となる予定です。 従来艇とIOD95艇の前例では、
普及状態とその大会の目的によりJODAで決定しました。フォイルの場合はハルよりも
価格が安いため、普及は容易と思われますが、ニューラダーの採用には、スカリング効果を
減少する目的もあります。このため、JODAの議論によっては、公正な帆走のため、
より早く従来フォイルが、その大会の目的によっては使用禁止となるかもしれません。
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●2003年 【クラスルール2003年版変更箇所】 ↑page top |
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※ IODAインターネットでCR2003年版が掲載されました。
前年度との変更箇所は下の5件です。 ‘02/12/27 |
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※ (赤字が変更箇所)
2.8.昨年、広告はカテゴリーAからCに変更したのですが、IODAのHPからは、ISAFとの
ゴタゴタがあったようで、当時の記事からはIODAはCを望むが、ISAFはAとしたいようでした。
この件がいまだに続いているのか、議論中となっております。
2.8 Sponsorship (2001年)
The Optimist Class is Category A in
accord with the ISAF Advertising Code.
OPクラスは、ISAF広告コードではカテゴリーAに一致する。
2.8 Advertising
(2002年)
Category C advertising applies
subject to the following limitations:
a. At IODA World and continental
championships no advertising, in excess of
that
permitted by Category A, chosen by the competitor
is allowed.
b. Except at the above events a
National Owners Association may forbid
advertising
in excess
of that permitted by Category A to be carried by
its members.
2.8 Advertising.(2003年)主文は変わらず、註が付加された。
NOTE: THIS CR IS STILL UNDER
DISCUSSION WITH THE ISAF.
CONTACT THE
SECRETARIAT FOR DETAILS (NATIONAL CLASS
SECRETARIES
ONLY,
PLEASE)
Category C advertising applies
subject to the following limitations:
a. At IODA World and continental
championships no advertising, in excess of
that
permitted by Category A, chosen by the competitor
is allowed.
b. Except at the above events a
National Owners Association may forbid
advertising
in excess
of that permitted by Category A to be carried by
its members.
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
3.3.1.1.及び3.4.1.1素材記述に関する変更で、和文では既に「made
of」を「それらが組み
わされたもの。」と解釈しており、和文の変更はありません。
これに伴い、フォイルプラン(図面・IODAHPルール頁末尾参照)も変更しております。
3.3.1.1(2003は赤字が追加された)実質的に問題なし。
The
daggerboard shall be made of one or a
combination of the following materials
3.4.1.1 (2003は赤字が追加された)実質的に問題なし。
The rudder
shall be made of one or a combination of the
following materials:
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
4.6.大会期間中の装備損傷による交換について従来のCRではセールのみが記述して
ありました。
しかし、実際には指定された計測艤装品はプロテストの承認を取っていました。
これを、よりスムースにレース運営できるよう取られた措置と思われます。2002年に
公示されたIODA主催レースのNORではヨーロッパのみがレース委員会、他は
プロテスト委員会でした。
4.6 (2003年)
Unless damage renders a hull, sail,
spar or foil unusable during an event,
only one
hull, sail, mast, boom, sprit, daggerboard and
rudder shall be used
throughout
the event. Any such change of equipment shall be
authorised
by the Race
Committee.
註:これまでいつも議論されていた件で、これによりプロテスト委員会の負担を軽くし、
RCの負担を大きくする方針で、レース局面にはより即応できるようになると思うが、
RRS.M2.2の主旨からは、ずれる(主催団体からの別の指示と解釈)事になります。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
6.2.1.4.セールクロスの素地(生地)についての解釈の詳細が追加記入されました。
既に実際にはほとんどがこのRC変更通り解釈して計測いるので、新しい問題はありません。
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●2002年 【CR計測委員会からのお知らせ
(New Class Rule)】 ↑page top |
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クラスルール2002年の変更箇所(2002年3月1日から有効となります。) |
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2001年との変更箇所は下の2件です。要約すると・・・、
@CR2.8:艇に表示できる広告についてのカテゴリーは今までAでしたが、今年よりCに変更
しました。
ACR6.1.4:全体に升目状に補強してあるセールクロスは、升目の大きさが9o×9o以上で
なければならない。升目が9o×9o未満のセールはワールドと大陸選手権では
来年3月以降、それ以外のレースも2005年3月以降の使用は許されない。
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2002年ルールに書かれた文章(赤字は変更箇所、黒字は変更していない部分。)
2.8 Advertising
Category C
advertising applies subject to the following
limitations:
a. At IODA
World and continental championships no
advertising, in excess of
that
permitted by Category A, chosen by the competitor
is allowed.
b. Except
at the above events a National Owners Association
may forbid advertising
in excess
of that permitted by Category A to be carried by
its members.
2.8 広告表示
次の a.および b.を条件として、カテゴリーCの広告表示を適用する。
a.IODAワールド選手権およびIODA大陸選手権においては、選手による広告表示は
カテゴリーAを超えるものは認められない。
b.上記以外の大会においては、各国協会は、会員によるカテゴリーAを超えた広告表示を
禁止することが出来る。
●解説
CR 2.8:クラスルールは長い間、カテゴリーAを適用しておりました。昔は「アマチュアとプロは
別々の世界であり、スポーツで収入を得ることはプロへの道。」として規制すべきだと考えられて
いましたが、最近はアマチュアとプロの境が薄くなり、「スポーツの発展のためには広告収入は
必要。」との考えに変わりつつあります。遅まきながら世界のジュニアセーリングの環境もこの
流れに沿った動きで、選手の広告を認めたカテゴリーCの適用に踏み切りまし た。
しかし、個々の大会の性格として広告規制もあり得る。との条件付き許可であることも覚えて
おいて下さい。
予備知識:
カテゴリーCならばまったく規制なしと言うわけではありません。以下に注意してください。
1. 常識的に考えて、道徳や倫理的に許されるものだけOK。公序良俗に反してはいけません。
2. セールに広告する場合、国籍文字とセールbゥらはっきり離れていること。
3. カテゴリーAで認められた場所や、大会主催者が広告を要求した場所に表示しては
いけません。
4. レースの実施要項や帆走指示書で広告規制が指示されればそれに従うこと。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
6.1.4 The
thickness of the body of the sail shall be not
less than 0.15mm.
Where in
the construction of the body of the sail the
cloth is of variable thickness,
the
thinnest parts of the sail as measured by a
micrometer with a spindle surface
of 6.4 mm
(+/- 0.25mm) diameter shall each be at least 9mm
x 9mm square,
and the
thickness of the cloth shall be deemed to be that
of the thinnest parts.
Sails which
are not so constructed shall cease to comply with
Class Rules
from 1
March 2005 and shall not be permitted for use at
IODA events from 1 March 2003.
The
thickness in mm of the body of the sail shall be
indelibly marked by the
manufacturer,
together with his signature, stamp, and date near
the peak point.
6.1.4 セールの素地の厚さは0.15mm以下であってはならい。セール素地の構造上、
セールクロスが均一の厚さでない時は、スピンドルの表面が6.4mm(+−0.25mm)の
直径をもつマイクロメーターで計測されたセールの最も薄い部分が、それぞれ少なくとも
9mmx9mm正方以上の面積がなくてはならない。そして、その最も薄い部分の厚さを
クロスの厚さとしなくてはならない。上記のような構造でないセールは2005年3月1日以降
クラスルールに従って(使用を)中止し、2003年3月1日以降IODA主催レースでの使用は
許可されない。
mm単位で表したセールの素地の厚さは、製造者の署名、スタンプ、及び日付、と共に、
ピークポイントの近くに、消えないもので、製造者によって記入されていなければならない。
●解説
CR 6.1.4 ヨットのエンジンであるセールに対し、各メーカーはクラスルールの下で心血を
注ぎます。そして一部では升目状の繊維で補強したクロスを使用して市販されてるセールも
あります。素地の厚さ0.15mm以上との規則はいかなる部分もとの意味ですが、一方、
2001年までのルールには「検査は最新のISAFの指示に従った方法で・・」と書かれて
おります。
つまり厚さを測るマイクロメーターの性能がISAFで規定されており、その計測面積よりも
小さなくぼみは計測不能(実際は0.15oよりも薄いことが推測される。)となり、
同じルール条文の中で矛盾がありました。この対策として、マイクロメーターの計測面積(円形)
6.4o径より、作業効率で余裕を持った面積(四角形)の9o×9o以上を2002年ルールで
明記したものです。 |
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02.02.18
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●2001年 【2001年版変更箇所】 ↑page top |
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※ 2000年日本語版作成後にインターネットで2001年版が掲載されたので変更点のみ追加します。 |
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2.8 スポンサー(2000年)
現行の国際競技規則では、広告は許される。世界及び大陸選手権大会では、競技者は、
艇、衣類又は 艤装品に広告を付けることを要求されることがある。 そしてIODA実行委員会は、
RRS付則Gにて認められるカテゴリーの広告表示を許可する。
2.8 Sponsors(2001年)
The Optimist Class is Category A in
accord with the ISAF Advertising Code.
OPクラスは、ISAF広告コードではカテゴリーAに一致する。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3.2.7.1 (2000年)艇体には、強度のある繊維で補強された材質の浮力用エアバッグを、
浮力体として3個付けなければならない。各浮力体は、45±5
リットルでなければならない。
各浮力体の最小重量は、200グラムとする。
3.2.7.1 (2001年)The hull shall be fitted
with three buoyancy units in the form of
inflated air bags made of strong
fibre-reinforced material. Each unit
shall be 45 +/- 5 litres.
Each unit
shall be equipped with a fill valve that
positively prevents the accidental
release of
air (i.e.- Non-return valves and threaded valves
with screw-on caps).
The minimum weight of each
unit shall be 200 grams.
(2001年)艇体には、強度のある繊維で補強された材質の浮力用エアバッグを、浮力体として
3個付けなければならない。各浮力体は、45±5
リットルでなければならない。個々のユニットは、
空気の偶然のリリースを明確に防止するバルブを装備されることとします(すなわち-不帰りの
バルブおよびねじ式のキャップでバルブをスレッド化)。各浮力体の最小重量は、200グラム
とする。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
6.2.1.4 (2000年)次のものを許可する:ステッチ(縫うこと)、グルー(接着)、ボルトロープ、
弾性のバテンポケット、台形の窓1個、セールメーカーの商標、セールボタン、テルテール。
補強には、セールの素地と同一の織った布地を使用しなければならない。二次補強は、間隔が
40mm以下の平行、或いは、平行に近い線で縫って硬化させたり、補強パッチの縁を縫ったり、
接着剤を使用したりしてはならない。規則1.2、及び規則
6.1.1 に加えて、カーボン繊維と
チタニウムを禁止する。
6.2.1.4 (2001年)The following are permitted:
stitching, glues, bolt ropes, batten pocket
elastic, one
trapezoidal window, sail maker
label, sail button(s), tell tales.
Reinforcements
shall be of the same woven ply as the body
of the sail. Edges of
secondary
reinforcements shall be fixed by a maximum
of two lines of stitches or
bonding
agents. Parallel or nearly parallel lines of
stitching or bonding agent used
elsewhere
in the secondary reinforcement shall be more than
40mm apart.
If two rows of closely positioned
stitching are used to fix the edge of the secondary
reinforcement
then any inner lines of parallel stitching
shall be more than 40mm distant
from the
inner line of edge stitching.
Further to
CR. 1.2 and 6.1.1, the following
are prohibited: carbon fibres, titanium.
次のものを許可する:ステッチ(縫うこと)、グルー(接着)、ボルトロープ、弾性のバテンポケット、
台形の窓1個、セールメーカーの商標、セールボタン、テルテール。補強には、セールの
素地と同一の織った布地を使用しなければならない。二次補強の縁は、縫い合わせや接着剤を
使用された最大2本のラインにより固定されなければならない。二次補強の他の場所で
縫い合わせや接着剤を使用された、平行、或いは平行に近い線は40mm以上隔てなければ
ならない。もし、二次補強の縁を固定するために、2列の密接したラインで縫い合わせるならば、
平行した縫い合わせのどのような内側のラインでもエッジ縫い合わせの内側のラインから
40mm以上離れなければならない。
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