Japan Optimist Dinghy Association クラスルール計測委員会


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2009年クラスルールの改正点

ダイジェスト

@ 
CR3.1.1の追加
    構造および計測規則の総則でチタニウム、カーボンファイバー等の禁止が入れられました。
    しかし、今までに各パートで述べられていますので新しい問題ではないと思います。

A 
CR3.2.6.1(c)、 3.2.6.2、および3.2.7.3の一部書き換え
    ハルのストラップなどの固定板の寸法が厚さで許容範囲が緩和されました。

B 
CR3.5.5.4の追加
    アウトホールのロープの長さが決められました。1.2m以内です。

C 
CR4.2(a)
    救命胴衣の安全基準について具体的な記述となりました。

D 
CR4.3(c)
   パドルの最小寸法が記載されました。
   しかし、今までの帆走指示書の記述通りなので実質的な問題はありません。

 

より詳しく
    2008年IODA年次総会(トルコ)にてルール変更が提案された時の理由も添えます。

@ CR3.1.1の追加

   原文: 
Materials shall be as specified in these Class Rules except that titanium, carbon fibre or other exotic
        materials are prohibited.
   翻訳: 素材は、このクラス規則に明確に記された以外の、チタニウム、カーボンファイバーまたは新種素材は禁止する。

   理由: コストとワンデザインの基本理念。


A CR3.2.6.1(c)、 3.2.6.2、および3.2.7.3の一部書き換え

   ○
3.2.6.1(c) はフットベルト、3.2.6.2、はGRP艇のハルに埋める裏あて板で寸法が同じなので省略します。

   
3.2.7.3原文: Buoyancy units shall be securely fastened to the hull by three straps. Each strap shall be
            45 mm +/- 6mm wide and regularly checked. 1 backing plate in GRP boats of metal 50 +/- 10 mm
            x 20 +/- 5 mm x 2 +/- 1 mm and 1 fixing plate, 50 +/- 10 mm x 20 +/- 5 mmx 2 +/- 1 mm if metal or
            50 +/- 10 mm x 20 +/- 5 mm x 7mm +/-3 mm if plastic, shall be used for fastening of each strap.
            At the aft transom centre strap a bigger plate 50 +/- 10mm x 50 +/- 10 mm x 2 +/-1 mm if metal or
            50 +/- 10 mm x 50 +/- 10 mm x 7 mm +/- 3mm if plastic for combined use with the toe-strap shall be
            used.
   翻訳:浮力体は、各ユニットを3本のストラップで、ハルにしっかりと留めなければならない。各ストラップは45 mm +/- 6mm
       幅でありいつもチェックされる。
GRP艇では、金属製の裏当板50 +/- 10 mm x 20 +/- 5 mm x 2 +/- 1 mm
       1枚、 および金属製ならば5
0 +/- 10 mm x 20 +/- 5 mmx 2 +/- 1 mm、プラスティック製ならば50 +/- 10 mm
       x 50 +/- 10 mm x 7 mm +/- 3 mmの固定板1枚を、各ストラップを留めるために使用しなければならない。
       後部トランサムのセンター・ストラップは、金属製ならば
50 +/- 10mm x 50 +/- 10 mm x 2 +/-1 mm または
       プラスティック製ならば
50 +/- 10 mm x 50 +/- 10 mm x 7 mm +/- 3 mmの、より大きい板1枚を、フットベルトに
       結合するために使用しなければならない。

   理由@: 古いタイプのプレートの供給市場も利用しやすくするため。

   理由A 
下線部分: 安全、ストラップは新素材以外の丈夫なもので作られ、いつもチェックされるべき。


B CR3.5.5.4の追加

   
Outhaul. The outhaul shall be made of a rope not more than 1200o long.
   アウトホール。アウトホールは、1本のロープで作られ、長さ1200o以下でなければならない。

   理由: 安全、より長いアウトホールロープは投げ縄みたいになり、引っかかり危険だから。


C CR4.2(a)

   原文:
The helmsman shall wear personal buoyancy to the minimum standard EN393:1995 (CE 50 Newtons),
       or USCG Type III, or AUS AS1512 or AUS AS1499. All fastening devices supplied by the manufacturer
       shall be used in the manner intended. A whistle shall be carried securely attached to the personal
       
buoyancy device.
   翻訳:ヘルムスマンは、少なくとも EN393:1995 (CE 50 ニュートン), またはUSCG Type III, またはAUS AS1512
       または AUSAS1499.の浮器具基準に適応した救命胴衣を着用しなければならない。製造者から供給された
       すべての装着装置は意図されている方法で使わなければならない。笛は救命胴衣にしっかりと取り付けられて
       いなければならない。

   理由:ISAFの勧めによる・・・。

   解説:2008年まではadequate(適切な)とされていましたが、表現が曖昧なので、より具体的にとISAFから指摘されたと
       思います。既に各クラスのルールではこの表現が普通です。現在ライフジャケット(のカタログ)にはほとんど
       安全基準が表示されていますので参考にして下さい。
       ちなみに、EN393はヨーロッパの安全基準、USCGとは米国沿岸警備隊(CG=コーストガード)安全基準、
       AUSはオーストラリアと思われます。 日本では桜マークと言うのがありました。


D CR4.3(c)

   原文:
A paddle with a blade surface of not less than 0.025u securely attached to the hull by a lanyard or
       elastic cord.
   翻訳:パドルは平面が0.025u以上で、ラニヤードまたは弾性コードでハルにしっかり取り付けなければならない。


2009314
日本OP協会 CR計測委員会


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