IODA EUROPEAN CHAMPIONSHIP
 Japanese Team Report
  2006 IODAヨーロッパ選手権 日本代表チーム
  Workum, Nederland  July 21-July 28 2006

Report
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20060725


晴れ

朝から風が入っています。

ですが、昨日の変更で、スタートは12時
女子からレースが始まります。

スケジュールは遅くなりましたが、起床は同じく7時
7時半には朝食に向かいました。

いつもは着替えも済ませて、ラダーも持って行きますが、
今日は一度帰る時間があるので、少しゆっくりめ

そろそろ食事のメニューにも飽きてはきましたが、
できるだけ色々なものを食べるようにと声をかけると
上手に組み合わせを考えて、適当にたくさん食べています。





チームリーダーミーティングも定時の9時から1時間遅くなりました。

コーチボートの動きについては相変わらずたくさんの質問と要望がでます。
海面に入ることができないので、4フリートが次々スタートすれば、
現実的には、コーチボートはスタートラインの下の待機エリアと
下マーク間しか動くことができません。
それをなんとか上マークやフィニッシュに行きたい、ということですが、
その場所が一番フェアでしょう、と言う声がたくさん上がります。
運営側も「フェアなレースをすることを一番に考えてください」との回答で、
それを言われちゃおしまいよ、です。


また、今回は42条がたくさん取られています。
スカリングが一番多いのですが、パンピングもボディパンプもあります。
今朝の時点で既に2名が2回目を取られていますから、判断基準を教えて欲しい、
という声も上がりました。
ちょっと厳しすぎるんじゃないの、というところでしょうか。

ルールブックに書いてあるような一通りの説明のあと、
ここでも「フェア」という言葉が使われます。
「ルール通りちゃんとフェアに判断している」
というジャッジからの説明には納得せざるを得ず、
「ではフェアに判断してください」となりました。
(今日のレース終了後に数えてみたら、50件ほどもありました)





チームリーダーミーティングでは、
"fair"、"fair play"という言葉が何度も使われています。


フェアプレイをするために、させるためにはどうするべきか、と
根底にあるものを確認しあっている感じです。

fairであろうとすることが一番大切、ですよね。




10時半に出艇


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Coach report

レース3日目

今日から女子が先にスタートとなった。
あまりに長い時間海上にいるための考慮だと思う。

今回の運営で理解できないのは、風もあり安定した状態でもスタートをしない。
スタート直前に理由なくAP旗が揚がり中止になる。
今日からレースコミッティーが変わったとも言われており、
前日までとは随分違ったように思う。
結局、1レースしか行われなかったことには納得できなかった。

昨日成績が振るわなかったキサキ選手が唯一のレースで1位を取った。

ここに来てから、このレースに限り大きくシフトした風に選手にも戸惑いが見られた。
最後までトップが入れ替わる激しいレースだったので、
上位の選手が順位を落とす結果にもなった。
日本選手の中では安定した成績を出している、トモヨ選手、ツムギ選手が9位、10位と
高位置につけて、点数も差がないので明日が大きな勝負どころとなりそうだ。


    * * * * * * * * * *


朝からいい風が入っていたので、何レースできるかと
楽しみにしていましたが、結果は1レース
いつもよりかなり早い5時半過ぎに帰ってきました。





きさきがトップを走れて上機嫌



この調子でみんな頑張ってもらいたいものです。

明日のスタート時刻は、またいつもどおりに戻り11時
順番は、今日と同じで女子からです。