IODA EUROPEAN CHAMPIONSHIP
 Japanese Team Report
  2006 IODAヨーロッパ選手権 日本代表チーム
  Workum, Nederland  July 21-July 28 2006

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20060727 レース最終日&閉会式


いよいよ最終日となりました。

オランダに来てから、11日目
レースが始まってから、5日目

長いと思っていた日程も、
ここに来てしまってからは本当にあっという間です。




日程の変更はなく、
いつものとおり9:30出艇


D旗が上がる時間が微妙な感じで
タイミングがつかめなかったのですが、
今日になってようやくわかりました。

本部船もOPと同じ水路から出て行くのですが
ほんの少しだけ水路の奥側に係留してます。
だから、本部船が出て行くのが毎日見えていたのですが・・・

本部船が、出艇後、OPの出艇場所の前を通り過ぎる時に

ボーッ と汽笛が一声

なんと、それがD旗掲揚の合図でした。
それからぼそぼそと、小屋の中なら係りの人が出てきて
D旗が上がりました。

日本だとホグホーンなので、陸上ではそういう音が鳴るはずと思い込んでおり、
また、一般の船が汽笛を鳴らして前を通り過ぎることもあり、
本船が出す汽笛は、ただの汽笛だと思い込んでいました。
この思い込みは私だけではなかった様ですが、頭の固さにがっくり。




全日本、選考会を勝ち抜き、強い意志と弛まぬ努力で、
ここまで来た日本チームの選手達に

どうか良い風が吹いてくれますように




    * * * * * * * * * *

Coach report

最終日

いよいよ最終日になり、それぞれ選手達も気合が入っているように見える。
上位入賞(15位まで)を狙えるトモヨ選手、ツムギ選手もさすがに緊張を隠せない。

1レースで終了となれば、1カットしかできず日本選手の入賞は難しくなるので、
何としても2レース以上を成立させてもらうことを願った。

最初のレースでトモヨ選手は見事2位でフィニッシュ。
次のレース結果によってはシングル入りも確実となったが、
最終レースに上側の選手2艇がリコール覚悟のスタート、
ブランケに入ってしまい全員の後ろを通ることになった。
それでも何とか盛り返し、総合10位入賞を果たしたことは立派であった。

キサキ選手は前半の勢いを維持することが難しかったが、
海外でも通用することは実感してくれたと思う。
初めての海外レースで1位を取ったことは、本当に素晴らしい経験となったはず。

コウキ選手は、女子選手とは逆に後半になるにつれ調子を上げてきた。
一番年上でプレッシャーも相当あった中で、自分の走りがなかなか出来ず
後半になって自分を取り戻してくれたことは、
今後のレースでも大きな経験となったと思う。
今後の国内微風レースでの活躍が楽しみ。

ツムギ選手も、後半は自分のペースを上手く作ることができなかった。
海外レースで本来の実力を出すことは非常に難しいことと思うが、
コーチングの難しさを思い知る出来事であった。

選手それぞれ、本当に沢山の経験が出来たと思っている。
この経験を生かして今後の活躍を期待したい。



私自身コーチをさせてもらい、選手からもたくさん教えられたことを感謝している。
また、これからも選手共々成長して、日本のOP界に貢献していくつもり。

最後に、多くの応援頂いた方々、関係者各位にお礼を言いたい。
このような貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

    * * * * * * * * * *



大会会場は、滞在型のリゾート地の一画に特設されています。
大型テントの中に、受付、ショップ等があり、
食堂となるスペースは、時と場合によってアレンジ
計測もチームリーダーミーティングも、テントの中でおこなわれました。


それでも、通常は、艇やセールのあるバースには、
選手と役員、つまりIDカードを持っている人しか入ることができません。
ガードマンがチェックをしています。


でも、今日は特別
着艇間近になると選手のご家族が、
どんどん入ってこられて人があふれました。





曳航で、優勝のKavvas Theofanis選手(GRE) とBorrego Elia選手(ESP)が
帰ってくると、大きな拍手と歓声がわきました。



次々と選手が帰ってきて、会場はおおわらわ。
閉会式までに、帰りの用意です。



ヨーロッパの選手は、ほとんどが自艇で参加しています。
大きなトレーラーに積込み。いったい何km走るのでしょうか。

日本チームは、チャーター艇なので、もとの状態にして返却です。
問題なく全てOKでした。





食事の後、21:00 閉会式




朝から、トントンと音が聞こえていましたが、
テントの中が、閉会式場になっています。



10位入賞の友世に拍手 手には大きなトロフィー

おめでとう!長丁場のレースでよくがんばったね。




Boy (142艇)

航輝  27-13-29-39-(43)-20-31-(bfd)-30-15-17 58位

Girl (89艇)

友世  10-9-6-1-(27)-10-6-8-(27)-2-17 10位
つむぎ 2-15-6-13-6-9-11-14-21-(22)-(41) 21位
喜咲  6-20-(35)-21-1-33-13-16-(39)-26-28 38位